アイシン精機の中途採用の年収は？福利厚生や退職金についてもご紹介！

自動車部品メーカーとして世界トップクラスの企業であるアイシン精機。

トヨタグループと呼ばれるトヨタの中核企業の1つで、トヨタへ自動車部品の供給を行っていますが、フランスのプジョーなど海外の自動車メーカーにも供給し、全世界に180社以上の子会社があります。

この記事では、アイシン精機の平均年収や福利厚生など、転職に必要な情報をご紹介します。

アイシン精機の平均年収

2020年度の有価証券報告書によると、アイシン精機の平均年収は699万円、平均勤続年数は、15.8年でした。

令和元年民間給与実態統計調査では、国内労働者の平均年収は436万円とされており、アイシン精機は国内平均年収の1.6倍になっています。

昇給は年1回、賞与は7月と12月の2回支給されます。

賞与は、業績連動性で口コミによると支給額は約6か月分、管理職は、さらに多く支給されるようです。

半期に1度、人事評価が行われるものの、昇進・昇給ともに役職に就くまで横並びという意見が多く、年功序列の傾向が強い昇給・昇進制度のようです。

職種・役職・年代別の平均年収をOpenWorkやdoda、その他のサイトから算出し、表にまとめています。

職種を下記の4つに分類し、それぞれの平均年収をまとめました。

上記の4つの職種の中で営業職の年収がやや見劣りますが、国内平均年収と比較すると、低いとは言えないでしょう。

開発職や技術職などの職種の方が、営業職・事務職よりも収入が高いようです。

役職ごとの平均年収は以下のようになります。

3つの役職は全て、アイシン精機の平均年収を超えており、40代前半で昇進可能とされる課長職では、年収1,000万円台に到達するようです。

口コミでも、課長に昇進すると年収が一気に上がるとあり、アイシン精機で年収を大幅に上げるには、課長職以上に昇進することが必要なようです。

アイシン精機の年代別平均年収と、doda調べの年代別平均年収を比較しました。

いずれの年代でも大きく収入を得ることが可能であるため、結婚・出産・育児、マイホーム購入など、いずれも経済的に余裕を持った計画を立てることができることも多いようです。

退職金・年金制度もあるので、老後も含めた長期的なライフプランについても無理のない計画を立てることができると考えられます。

有価証券報告書を基に、アイシン精機の年収の推移として、過去5年間(2016年度～2020年度)を遡って調べました。

年収・売上高ともに2018年度がピークで2019・2020年度は売上高・年収が連続して減少しています。

2019年度の原因として挙げられるのは、中国での自動車の販売不振で、2020年度は新型コロナの影響による世界的な自動車の購買力低下とされています。

自動車が売れなければ、部品メーカーであるアイシン精機も連動して影響を受けます。

自動車の購買力が回復すればアイシン精機の売上高・年収も回復が予想されるでしょう。

アイシン精機はホームページに中途採用者のモデル給与を掲載しているため、ご紹介いたします。

<35歳、配偶者・子供2人の場合>
想定年収：750万円
月給：41万円(賞与・家族手当(子供2人が対象)
※残業代は別途支給、入社日から3か月間は家族手当の支給なし。

<30歳、配偶者・子供1人の場合>
想定年収：580万円
月給：32万円※賞与・家族手当(子供1人）

※残業代は別途支給、入社日から3か月間は家族手当の支給なし。

キャリアや能力によって異なりますがモデル給与として、このように掲載されています。

中途採用者の待遇は月給25万円～となっており、想定年収は500～1,000万円とされています。

学歴別基本給を2020年度4月の実績から見ると、

■　博士卒：264,000円
■　修士卒：230,000円
■　大学卒：208,000円
■　高専卒(専攻科)：208,000円
■　高専卒(本科)：182,000円

このようになっており、中途採用者も上記の学歴別基本給・経験・スキルが考慮され、月給額が決定されると考えられます。

アイシン精機の福利厚生制度・退職金制度について、下記の表にまとめました。

休日・休暇制度			完全週休二日制(土日)、年間休日121日、春期休暇・夏季休暇(各9日)、年末年始休暇(11日)、慶弔休暇、リフレッシュ休暇、年次有給休暇、産前産後休暇、育児休業制度、介護休業等
育児・介護			キャリア・カムバック制度、テレワーク勤務、時短勤務制度、社内託児所
財産形成・共済制度			財形貯蓄、従業員持株会、社内預金、住宅融資、確定拠出年金、アイシン統合保障、退職金制度
諸手当			時間外勤務手当、通勤手当、家族手当、テレワーク手当等
各種保険			健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険
その他			公的資格取得・自己啓発支援、社員食堂、カフェテリアプラン、独身寮、社宅、保養所、契約スポーツ施設等