バークレイズ証券の年収は?職種・役職・年代別年収や福利厚生について解説!

バークレイズ証券ロゴ

イギリスに本社を置く、巨大な投資銀行として世界的に有名なバークレイズ証券。

証券会社や投資銀行に転職を考えたことがある人ならば、一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか。

この記事では、バークレイズ証券の年収や福利厚生、社風や特徴について解説しています。

あわせて、バークレイズ証券への転職に必須となる、効率的な情報収集の方法についても紹介していますので、参考にしてみてください。

バークレイズ証券の平均年収

はじめに、バークレイズ証券の平均年収について見てみましょう。

バークレイズ証券の日本法人は、実は非上場です。

そのため、有価証券報告書などから正確な年収を記載することはできません。

そのため、ここでは実際にバークレイズ証券で実際に働いたことのある人の声から平均年収を推定してみます。

ここでは、OpenWorkから勤務経験者の声を見てみましょう。

2021年2月時点で、過去に投稿されている口コミの年収事例を見ると、中央値はおおよそ「1,100万円程度」と言えそうです。

ただし、バークレイズ証券の給与は実力に基づき決定されるため、人によって大きな差があり、一概には言えません。

ちなみに、転職サイトdodaのデータによると、2019年度の金融業界の平均年収は「448万円」です。

他の金融業界と比較しても、シバークレイズ証券の平均年収は非常に高額であると言えるでしょう。

バークレイズ証券の職種・役職・年代別の平均年収

次は、バークレイズ証券の年収を職種・役職・年代別に分けて見てみましょう。

ここでも、「OpenWork」を参考に、各項目の平均年収を推定します。

職種別の平均年収

職種別の年収について、バークレイズ証券の職種は数多くあり複雑なため、ここでは以下の2つの働き方に分けて解説します。

■ フロントオフィス
■ バックオフィス

フロントオフィスとは、営業など直接顧客と関わる職種を指します。

投資銀行部門やマーケット部門も、フロントオフィスに含みます。

一方でバックオフィスとは、フロントオフィスをサポートする経理や総務、オペレーターなどの職種を指します。

各職種における平均年収は、以下のようになっています。

職種 平均年収
フロントオフィス 1,300万〜1,600万円程度
バックオフィス 600万〜800万円程度

バークレイズ証券の年収は、業務時間も仕事量も多いフロントオフィスの方が高い傾向にあります。

これはバークレイズ証券だけではなく、他の証券会社にも見られる傾向です。

役職別の平均年収

役職別の年収について紹介します。

バークレイズ証券の年収は、役職によって以下のように異なるようです。

役職 平均年収
アナリスト 700〜1,000万円程度
アソシエイト 1,000〜1,200万円程度
アシスタント・ヴァイスプレジデント 1,200〜1,500万円
ヴァイスプレジデント 1,500万〜2,500万円程度
ディレクター 2,500万円〜

「アシスタント・ヴァイスプレジデントまでは一様に昇進していくが、ヴァイスプレジデント以上は昇進の時期や可否に差が出る」という意見がありました。

年代別の平均年収

年代別の年収について紹介します。

ここでは、OpenWorkに投稿された、勤続年数に応じた年収の例を紹介します。

勤続年数 年収目安
勤続3年未満 アナリスト:750万円
営業:800万円
マーケット:2,200万円
勤続3〜5年 アナリスト:2,000万円
株式部門:850万円
営業:1,500万円
勤続5〜10年 商品開発:2,500万円
マーケティング:2,000万円
ディーラー:2,500万円
勤続10年以上 オペレーション:700万円

表を見ると、勤続年数が短い人が長い人の年収を上回ることも珍しくないことがわかります。

ただし、短い勤続年数で高年収の人は、中途採用者であることがほとんどです。

また、勤続10年以上の人の口コミが非常に少なく、社員の平均勤続年数は短いことが予想されます。

バークレイズ証券と競合投資銀行との平均年収比較

ここでは、バークレイズ証券と、競合の外資系の大手証券会社であるゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー証券、J.P.モルガン証券、バンク・オブ・アメリカの年収を比較してみましょう。

なお、全ての会社が非常上のため、平均年収は実際に各社に勤めた人の声をもとにしたデータとなります。

企業名 平均年収
バークレイズ証券 約1,100万円
ゴールドマン・サックス 約1,300万円
モルガン・スタンレー証券 約1,000万円
J.P.モルガン証券 約1,100万円
バンク・オブ・アメリカ 約1,050万円

表を見ると、バークレイズ証券は、他の外資系証券会社と同程度の平均年収と言えそうです。

ゴールドマン・サックスの平均年収が最も高いものの、外資系証券会社は企業間の平均年収にはそこまで大きな差はなさそうです。

J.P.モルガン証券の年収について詳しく知りたい方はJPモルガン証券の平均年収と給与・評価制度について|仕事は激務?をご覧ください。

 

バークレイズ証券の福利厚生制度と休暇

バークレイズ証券の福利厚生と休暇制度は、以下のようになっています。

福利厚生制度 内容
休日/休暇 完全週休2日(土日)、祝日、年末年始、年次有給休暇、傷病休暇、慶弔休暇、出産休暇、育児休暇、介護休暇など
福利厚生 健康保険、健康診断及び人間ドック、総合福祉団体定期生命保険、確定拠出年金、厚生年金、雇用保険、労災保険、社宅制度、通勤手当、国内外宿泊施設・語学研修・スポーツクラブなどを会員価格で利用可能、ベビーシッター協会割引クーポン、社員サポートプログラムなど

外資系企業は福利厚生が充実していないという印象を持っている人もいるかもしれません。

しかし、バークレイズ証券では、大企業ならではの様々な福利厚生が取り揃えられています

特に、確定拠出年金については費用の半分を会社が出してくれるようです。

また、一定以上の役職に就くと株が支給されるという声も見られました。

バークレイズ証券は激務?激務度や社風について

バークレイズ証券は激務だというイメージを持っている人も多いかもしれません。

ここでは、バークレイズ証券の社風や忙しさについて見ていきます。

バークレイズ証券の社風

バークレイズ証券の社風について、実際に勤務経験のある人の声を見ると「自由で穏やか」と表現する人が多く見られました。

具体的には、「社員が穏やかで話しやすい」「風通しが良い」「イギリス系の企業のため、アメリカ系企業に比べ落ち着いた文化」という意見があります。

また、が意識系であるため「多国籍な文化であり、他のチームとの協業がしやすい」「ストレートに発言することが求められる」といった声も見られました。

ただし、仕事についてはプロ意識の高い人が集っており、成果を出し続けることが求められるようです。

バークレイズ証券の激務度は高い

外資系証券会社であるバークレイズ証券は、やはり平日は業務が多く、激務と言えそうです。

OpenWorkの口コミでは「投資銀行部門と調査部門の特に残業時間が多い」「常に睡眠不足」という声が見られます。

少数精鋭の企業であるため、1人あたりの業務量が大き苦なっているようです。

一方で、ライフワークバランスを取りやすいと評価する意見も少なくありませんでした

具体的には「自由に休暇を取ったり、時短勤務したりする制度はあるが、それを使えるかどうかは上司次第」という声がありました。

「海外とのミーティングがあると早朝・夜間の業務もあるが、翌日で調整している」といった人もいるようです。

他の会社でも同じように、バークレイズ証券での激務度は、所属する部署とパフォーマンスと上司次第であると言えそうです。

バークレイズ証券に転職するには?

次は、バークレイズ証券に転職するにあたって知っておきたい情報について解説します。

バークレイズ証券の転職難易度

バークレイズ証券の転職難易度は、非常に高いと言えるでしょう。

その理由は、中途者には高い英語力を前提に、応募するポジションにおける高いスキルや能力が求められているためです。

また、日本国内で募集されるポジションも非常に限られており、倍率も高くなることが予想されます。

ちなみに、2021年2月時点において、バークレイズ証券で国内勤務で募集がかけられているポジションは3つのみです。

応募資格を満たすことが難しく、さらにそれが狭き門となっているため、転職難易度が非常に高いのです。

バークレイズ証券に転職するため必要なスキルとは?

バークレイズ証券に転職するため必要なスキについて、応募要項から探ってみましょう。

2021年2月時点で募集されている“Japan Operations Analyst”のWhat we’re looking for(求める人物像)という項目には、以下が記載されています。

■ Previous experience of working in a financial institution(金融機関での勤務経験)
■ Knowledge of equities, fixed income, and foreign exchange(株、証券、外国為替すべてにおける知識)
■ Fluency in written and spoken Japanese and business English skills(流暢な日本語とビジネス英語のスキル)
■ Proficiency in Microsoft Excel and operational programs and systems(マクロを組める程度のエクセル能力)

上記の通り、当該業務における勤務経験、知識、語学力が求められています

バークレイズ証券の求める人材像

次は、バークレイズ証券が求める人材像について、公式HPから探ってみます。

バークレイズ証券の公式HPの「企業理念」という項目では、以下の45の価値観が重要であると記載されています。

■ 尊敬すること(Respect)
■ 誠実であること (Integrity)
■ 奉仕すること (Service)
■ 卓越していること (Excellence)
■ 管理責任 (Stewardship)

上記は全て、バークレイズ証券という40か国以上の国で展開する企業で、様々な国籍の社員と働く上で大切であることが想像できます。

転職の面接時には、これらの価値観に共感することを伝えた上で、それぞれの要素に合致するような前職でのエピソードや意欲を伝えることが有効と考えられます。

Career Treeで自分の転職可能性を確認しよう!

ここまで見てきた通り、バークレイズ証券への転職は求められるレベルが高く狭き門であり、難易度は高いです。

バークレイズ証券のへの転職決めたい場合、まず行うべきは徹底した情報収集です。

例えば、バークレイズ証券のへ転職を成功させた人の実例データを見ることで、どんな工夫をしてレジュメの提出や面接に望めば良いかが見えてくるかもしれません。

バークレイズ証券のへの最新の転職データを知るためには、Career Treeへの登録がおすすめです。

Career Treeでは、実際にバークレイズ証券に転職した人の生のデータを見ることができます。

加えてCareer Treeでは、他の外資系証券会社への転職実例データも閲覧できます。

同業他社で転職の進め方や面接にどのような違いがあるのかを比較することで、より効果的に対策ができるでしょう。

Career Treeであれば、オンラインで手軽に、かつ充実したリアルな転職実例の情報収集が可能です。

加えて、一人ひとりの希望やバックグラウンドを加味した上での転職実例を紹介いたします。

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まとめ

ここまで、バークレイズ証券の年収や社風、福利厚生や転職について見てきました。

バークレイズ証券への転職難易度は非常に高く、ビジネスレベルの英語力を前提に、金融の知識や経験を持っている必要があります。

バークレイズ証券へ転職したい場合は、まずは情報収集から始めましょう。

Career Treeを使うと、バークレイズ証券をはじめとした様々な企業の最新の転職情報を見ることができます。

ちなみに、Career Treeでは、今勤めている会社からバークレイズ証券ヘ転職した人はいるのかという視点からも情報を探せます。

今いる業界から外資系証券会社に転職するためには何が必要かという調べ方もできるのです。

Career Treeを参考にしながら、効率的にバークレイズ証券への転職活動を進めて見てください。

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