花王の年収は低い?職種・役職・年代別給与や昇給制度についても解説!

トイレタリー業界で首位を走る企業・花王。
化粧品業界で2位。海外ではトイレタリー・化粧品を扱う企業としてシェアランキング7位と奮闘しており、この他にも多くの事業を展開し安定した業績を残しています。

多くのヒット商品によって知名度が高い花王は就職・転職先としても人気が高い企業として知られています。

こちらの記事では、花王に転職をお考えの方に花王の様々な情報について、ご紹介していきます。

花王の平均年収

有価証券報告書から花王の平均年収を調べると、花王の平均年収は812万円。平均勤続年数は17.7年でした。

国内平均年収と平均勤続年数を調べると、平均年収は436万円。
平均勤続年数は12.4年と公表されており、これらのデータと花王の平均年収を比較すると、平均年収は1.9倍。平均勤続年数は1.4倍とどちらも国内平均を上回っており、特に国内平均の2倍近くある平均年収は花王が高報酬を期待できる企業であることが分かります。

花王の平均年収の高さの理由。
給与制度やボーナスについての詳細は後ほど、ご紹介いたします。

花王の職種・役職・年代別の平均年収

花王の平均年収をOpenWorkdoda。その他、複数のサイトから項目に分けて算出しました。
参考としてお考え下さい。

職種別の平均年収

職種別の平均年収はこのようになります。

職種 平均年収
営業職 560万円
開発職 670万円
事務職 620万円~

商品開発を行う開発職の年収は最も高く、次いで事務職。営業職の年収が若干、低くなっています。

これはあくまでも平均ですので、業績や個人の成績によって、こちらの表の平均を超えることも可能です。

役職別の平均年収

役職 平均年収
係長 約860万円
課長 約1,100万円
部長 約1,310万円

各役職の平均年収は、このようになっており、係長職で花王の平均年収を超え、課長職から年収1,000万円台に到達できるようです。
後ほど、ご紹介しますが花王は年功序列と実力主義を合わせた評価制度になっており、係長職は30代。課長職以上は40代に入ってからでないと昇進は難しいと言われています。

年代別の平均年収

doda調べの年代別平均年収と花王の平均年収を比較しました。

年代 平均年収
20代 310~560万円
30代 500~640万円
40代 610~790万円
50代 780~980万円

各年代でdoda調べの平均年収を花王の平均年収が上回っています。
花王は20代の間は年次で昇給し、以降の年代では役職や給与の等級によって、基本給や昇給額が変わっていきます。

昇給の詳細についても、後ほどご紹介いたします。

花王と競合他社との平均年収比較

花王の競合他社。
大王製紙、資生堂、ユニ・チャームと平均年収を比較しました。

企業名 設立年度 売上高 平均年収
花王 1887年 1兆5,080億円 812万円
ライオン 1891年 3,475億円 706万円
資生堂 1872年 1兆1,315億円 716万円
ユニ・チャーム 1961年 7,142億円 842万円

売上高を見ると花王と資生堂が1兆円を超えていますが3,700億円以上の差をつけて花王がトップに立っています。

平均年収で比較すると、ユニ・チャームが競合他社の中でトップになり、花王はユニ・チャームに僅差で負けていますが、平均年収800万円台と高収入ですので経済面で不満を感じることは無いでしょう。

トイレタリー業界の平均年収は526万円と国内平均年収436万円を上回っていますが、その中でも花王をはじめとした業界上位に入る企業。特に花王とユニ・チャームの平均年収の高さが際立っています。

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花王の平均年収が高い理由

花王が業界平均、競合他社と比べても平均年収が高いのはなぜでしょうか。

ボーナスの高さ

花王の平均年収が高いのはボーナスの支給額にあります。
花王は年3回(6・12・3月)、ボーナスを支給しますが、その内の2回は基本給2か月分と決められています。
残る1回が会社の業績・社員個々の実績が反映されるため、この1回だけ社員ごとに支給額に差が出ます。
ボーナス3回の合計がおよそ給与7か月分ほどとされており、他の企業ではほとんど見られない高水準の金額になります。

1回は業績と個々の実績に連動とされていますが、口コミでは実績を残していても10万円前後の上乗せらしく、個々の実績に対する増減の割合は、それほど高くないようです。

安定した経営

給与7か月分に相当するだけのボーナスを花王が毎年、社員に支給できるのは安定した業績を維持しているためです。
過去5年間の売上高を確認すると、

年度 売上高 平均年収 勤続年数
2015年 1兆4,717億円 811万円 18.5年
2016年 1兆4,576億円 798万円 18.1年
2017年 1兆4,894億円 780万円 18.0年
2018年 1兆5,080億円 821万円 17.9年
2019年 1兆5,022億円 812万円 17.7年
平均 1兆4,858億円 804万円 18.0年

5年間、売上高の大幅な増減はなく安定します。
2017年に平均年収が780万円まで落ち込んでいますが、翌年は800万円台になっており、5年間の平均年収は804万円と高いレベルで安定しています。

カネボウの子会社化と一貫した生産体制

ご紹介したように花王はトイレタリー業界では首位。
化粧品業界では2位につけています。

化粧品業界で花王が上位にいる理由として2006年に完全子会社化したカネボウの存在があります。
カネボウを子会社化する前の2004年も花王は資生堂に次いで2位でしたが3位だったカネボウを子会社化したことで売上・シェアの強化に成功しています。

この他に商品を原料から自社工場で一貫して生産する体制を構築し、品質や量産体制を維持し、物流や販売をグループ企業で行うなど花王独自の強みを活かした結果、安定した業績を生み出し800万円台という高い平均年収が可能となっています。

花王の福利厚生制度と休暇

花王の福利厚生・休暇制度はどのようになっているのか表にまとめました。

福利厚生制度 内容
休暇 年間休暇124日、完全週休二日制(土日)、祝日、年末年始、夏季特別休暇、有給休暇、傷病特別休暇、慶弔休暇、ボランティア休暇、勤続リフレッシュ休暇
育児・介護 育児休暇制度、時短・時差勤務制度、在宅勤務制度、フレックスタイム制度、看護・介護特別休暇
財産形成・共済制度 花王グループ企業年金基金、社員持株会、社員共済会、財形貯蓄制度
諸手当 時間外勤務手当、休日勤務手当、通勤手当、住宅加算手当
各種保険 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険
その他 独身寮、転勤者用住宅、保養施設利用、研修制度

このような福利厚生があり、育児や介護に関する休業や時短勤務などの制度が整備されています。
寮や社宅の他、住宅に関する手当や財形貯蓄制度や企業年金など退職後も安定した生活を送れるための制度も充実しています。

これ以外に花王グループの共済会で結婚・出産祝い金等が支給されるなど、様々な福利厚生が用意されています。

花王の社風と評価・昇給制度

花王の社風。評価制度等について調べました。

花王の社風

花王の社風として、多く言われているのが風通しの良さです。
大手企業だと、組織が大きいために部署ごとに雰囲気や方針が異なったり、部署間で競争するようなこともあり連携が取りづらいことがありますが、花王は部署が違ってもコミュニケーションや連携が取りづらいといったことがない風通しの良い企業風土があると多くの口コミに書かれています。

その反面、多くの部署が連動して動く必要がある際は、事前に各部署に相談する必要があり、そこが大変という口コミもありましたが、こちらは花王という企業の規模が大きいために生じることでしょう。

花王の評価・昇給制度について

花王で昇給・年収を上げるには定められた等級を上げなくてはいけません。

等級制度は、
担当層→基幹層→リーダーor主任層→ミドルマネジメント層→シニアマネジメント層

大きく分けると5つのカテゴリーに分かれており、さらに各カテゴリー内でもいくつかの等級が設定されています。

新卒社員の場合、等級が上がるのは実績によってではなく、修士了だと入社7年目。大卒では9年目と学歴と年次で決められています。
この等級が上がるまでの昇給は年次のみで上がるため、この年数までは同期全て給与は同じで差が出ることはありません。

等級ごとの評価は目標管理制度が採用されており貢献度評価と行動・プロセス評価。
この2つで評価され、この評価も5段階に設定されています。

役職別平均年収でご説明したように係長への昇進は30代。課長へは40代と、役職への昇進は実績と年齢も考慮されるため、この点は年功序列の色合いが強いようです。

花王に転職するには?

花王の中途採用状況、転職難易度はどのようになっているでしょうか。

花王の転職難易度

花王の公式サイトにある採用情報に中途採用に関する記述が見受けられないため、随時、募集しているようではないか転職エージェントなどで非公開求人を行っていると考えられます。

花王に限ったことではありませんが日本の大手企業の多くが新卒採用を基本としているため、中途採用者枠は多くありません。
中途採用の募集がある場合もご紹介したように花王は業界大手で経営が安定しているため、多くの優秀な人材が転職を希望すると予測されることから転職難易度は非常に高いと考えて間違いないでしょう。

花王の中途採用募集状況を確認するために転職エージェントに登録する必要があります。

未経験からの転職は難しい

企業が中途採用者求めるものは即戦力です。
花王も当然、中途採用者に即戦力を求め、即戦力となるには募集する中途採用職種に関連する経験やスキルが必要です。

花王が中途採用者に求める経験やスキルは公表されていませんが、一般的に中途採用者には希望職種に関する3~5年の実務経験や業務に関連する資格を有していることを応募条件にしている企業もあり、花王に転職するには、どのような経験やスキルが必要かといった応募資格・条件の確認が重要です。
これらの確認のためにも転職エージェントに登録が必須です。

花王が求める人材像とは?

花王は人材を“人財”と表現し社員を大切に思う姿勢を表現しています。
その花王が求める人材として公式サイトに、

■ チャレンジを続けられる人財
■ 高い専門性を持った人財
■ 国際感覚豊かな人財
■ チームワークを大切にし協働で成果をあげる人財
■ 高い倫理観を持った人財

上記の5つを掲げています。
どのような考え・能力を持った人材を求めているか明確な言葉で書かれており、これら5つの考えを併せ持つことができる人材が花王の求めている人材像です。

Career Treeで自分の転職可能性を確認しよう!

花王は安定した経営と高い知名度から就職先としてだけでなく、転職先としても人気の企業です。

しかし、中途採用に関する情報は募集職種も含め非公開なものが多く、詳細な情報を収集するには転職エージェントに登録し、転職のプロのサポートを受けるのが最も有効な方法でしょう。

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ご自身のキャリアに似ている方。お勤めの企業から転職を成功された方のデータも確認できるため、転職活動のヒントが見つかるかもしれません。

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まとめ

花王について、様々な情報をご紹介させていただきました。

花王は国内平均年収を大きく上回る812万円という高収入。
平均勤続年数も国内平均を上回っていることから長く勤めやすい企業と言えるでしょう。

転職先として魅力ある企業ですが、花王は中途採用に関する情報が少なく、募集があった場合はライバルが非常に多いと考えられるため、転職難易度が高くなるのは間違いないでしょう。

転職の可能性を高めるために転職のプロの転職エージェントに登録し、花王への転職活動に挑みましょう。

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