株式会社プロレド・パートナーズは、成果報酬型サービスを特徴とした、2009年に創業のコンサルティングファームで、プライム上場企業です。
本記事では、プロレド・パートナーズの年収や福利厚生、社風などの様々な情報をご紹介。プロレド・パートナーズへの転職をお考えの方に向けた情報をお届けします。
プロレド・パートナーズの平均年収
OpenWorkによると、株式会社プロレド・パートナーズの平均年収は509万円です。
国税庁の令和元年民間給与実態統計調査によれば、国内の平均年収は436万円です。プロレド・パートナーズの平均年収はその約1.2倍の水準となっています。
年収が高い理由としては、プロレド・パートナーズの急成長ぶりが挙げられます。2009年創業と若い企業にもかかわらず、2020年には東証一部上場を果たすなど、注目を集めている企業です。
プロレド・パートナーズの役職別の年収、競合ファームとの年収比較
プロレド・パートナーズの年収を役職別で比較して分析していきます。
年収データについては、Career Treeの独自取材によるものを使用しております。
プロレド・パートナーズの役職別年収
プロレド・パートナーズの役職には、アナリスト、コンサルタント、シニアコンサルタント、マネージャー、シニアマネージャー、ディレクターがあります。
主な役職別の平均年収は以下の通りです。
役職 | 平均年収 | ||||
---|---|---|---|---|---|
アナリスト(新卒中心) | 450万円 | ||||
コンサルタント | 500~600万円 | ||||
シニアコンサルタント | 600~800万円 | ||||
マネージャー | 800~1,000万円 | ||||
シニアマネージャー | 1,000~1,200万円 | ||||
ディレクター | 1,200~2,000万円 |
上記の年収には、それぞれみなし残業代45時間分が含まれています。
表のように、役職が上がるごとに段階的に年収もアップします。マネージャークラスになると、年収が1,000万円を超える人もいるようです。
プロレド・パートナーズと競合ファームとの年収比較
プロレド・パートナーズの年収を競合コンサルと比較して見ていきます。今回は、同業大手のアクセンチュア、船井総研と比較を行いました。
ここでは各社の有価証券報告書のデータを使用しています。
企業名 | 平均年収(万円) | ||||
---|---|---|---|---|---|
プロレド・パートナーズ | 509万円 | ||||
アクセンチュア | 850万円 | ||||
船井総研 | 661万円 |
プロレド・パートナーズの平均年収は、同業界のトップクラスには及ばないものの、創業13年目の企業としてはかなり高い水準であると言えます。
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プロレド・パートナーズの福利厚生と休暇制度
プロレド・パートナーズの福利厚生と休暇制度についてご紹介します。
休日・休暇 | 完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始休暇、夏季休暇(3日間)、慶弔休暇、妊婦特別休暇、産前産後休暇、有給休暇(入社6カ月経過後、10日間の年次有給休暇を付与)、当初勤続3年連続休暇(7日間) | ||||
諸手当 | 業績賞与(年2回)、交通費支給(上限月3万円)、住宅手当(徒歩35分圏内/月3万円)、出張手当 | ||||
保険 | 各種社会保険完備 | ||||
キャリアアップ |
定期勉強会、外部セミナー受講費用全額補助 | ||||
その他 |
社内表彰制度、福利厚生施設利用制度、育児時短制度ほか |
プロレド・パートナーズでは、上記のような福利厚生が充実しています。
また、上記のほかにも、フレックスタイム制やリモートワークなどを活用して働き方を柔軟にカスタマイズできているという口コミもありました。中には地方からリモートで業務を行う社員もいるようです。
また、女性の働きやすさに関しては、働きやすい環境がかなり整っているという口コミが多く見られました。会社として大切にしている価値観の1つに「多様性」があり、公平な待遇が受けられることや、男女問わず育休産休がとれることなどが評価されています。
プロレド・パートナーズは激務?激務度や社風について
プロレド・パートナーズの社風
プロレド・パートナーズの社風を考えるうえで、会社が大切にしている価値観(バリュー)を見ていきましょう。
■ BE PROFESSIONAL
日々の仕事を進化させ、情熱的に取り組み、責任を果たす
■ COMPASSION
多様性を受け入れ、敬いと思いやりを持って人々に接する
■ OUTSIDE THE BOX
既存の考えではなく革新的な視点を持つ
上記のように、プロレド・パートナーズではクライアントのパートナーとしてプロ意識をもち、常に高いクオリティでの価値提供を目指しています。
プロレド・パートナーズの激務度は高い?
結論、プロレド・パートナーズは業界の中では比較的落ち着いており、そこまで激務ではないと言えます。
プロレド・パートナーズの労働環境は、残業50時間未満、有給消化率約65%となっており、コンサル業界では比較的ホワイトな部類に入ります。
平日は残業もある一方で、休日出勤はめったに無いなどオンとオフの切り替えがしやすい職場のようです。
とは言え、コンサルティングファームという性質上、常に高い成果が求められるのは事実です。
プロレド・パートナーズの創業者 佐谷代表について
プロレド・パートナーズの代表者は、創業者であり取締役社長でもある佐谷 進(さたに すすむ)氏です。
佐谷氏は、東京藝術大学を卒業後、外資系コンサルティング株式会社ブーズ・アンド・カンパニー(現PwC Strategy&)やREIT(不動産投資信託)運用会社を経て独立し、現プロレド専務取締役の山本卓司氏とともに、2009年にプロレド・パートナーズを創業。
東京藝術大学で建築を学んだ佐谷氏が、アートとは対極にも思えるビジネスコンサルタントの道を志した理由は、アーティスト業界の収入の低さと労働時間の長さだそうです。その実情を受け佐谷氏は、アーティストが働き、学び、経験を重ねながら、適正な収入を得られるマーケットを作りたいと考えたそうです。
経営を学ぶため、ブーズ・アンド・カンパニーでコンサルタントとしての経験を積んだ後は、不動産ファンドに着目し建築科出身というバックグラウンドを活かした分野で活躍。その間も事業家への関心は絶えず、独立を目標に掲げていたそうです。
そんな佐谷氏の独立の直接的な要因となったのは、コジマ電気(現株式会社コジマ)の当時社長だった小島氏との出会いでした。社会人1年目で担当した、小島氏へのインタビューをきっかけに親睦を深め、ある時コジマ電気の出退店戦略に参画します。
その戦略が好評を得て、徐々に大きなプロジェクトを任されるようになったそうです。そして、2009年12月に会社を辞め、完全に独立を果たしました。
プロレド・パートナーズの業績
プロレド・パートナーズの業績データを見ていきましょう。
今回は、プロレド・パートナーズのコーポレートサイトに掲載されているIR情報を参考にしています。
2017年10月期 | 売上高10.1億円、経常利益2.7億円 | ||||
2018年10月期 | 売上高16.5億円、経常利益5.9億円 | ||||
2019年10月期 | 売上高26.4億円、経常利益10.4億円 | ||||
2020年10月期 |
売上高32.7億円、経常利益11.8億円 | ||||
2021年10月期 |
売上高28.2億円(3Q時点)、経常利益4.9億円(3Q時点) |
データを見てみると、年々右肩上がりで業績が伸びていることがわかります。
3Q時点で比べると、売上高は2020年も伸び続けているので、今後の成長も期待できます。
利益の減少に関しては、SaaSシステム開発など次の成長戦略に向けた投資と見て取れます。
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また、CareerTreeでは、プロレド・パートナーズの転職情報を収集できるだけでなく、今働いている企業を起点とした転職データを見ることができます。例えば「現在の勤め先からプロレド・パートナーズに転職した人はいるのか」「プロレド・パートナーズへ転職した人は、他にどのような企業を受けたのか」という情報も見ることが可能です。
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まとめ
ここまで、プロレド・パートナーズの年収や福利厚生など、転職活動にあたって押さえておくべき情報を紹介しました。
高い業界シェアと安定した業績で、転職先としても高い人気を誇るプロレド・パートナーズですが、転職希望者には極めて高いスキルが求められるため、転職難易度が非常に高いことも事実です。
プロレド・パートナーズで働きたい方は、まずは転職の正しい情報を知ることが重要です。CareerTreeに登録することで、最新のプロレド・パートナーズへの転職に関するデータを収集できます。最新の転職事情について知ることで、具体的な面接対策を行うことができるでしょう。
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