ヤフーの平均年収は?競合他社との比較や昇給・評価制度についても解説!

日本を代表する検索エンジン「ヤフー」。

ニュースの閲覧やショッピング、オークションなどで、誰しも一度は目にしたことがあるサービスなのではないでしょうか。

2021年3月には、ヤフーの親会社であるZホールディングス株式会社が株式会社LINEと経営統合することでもニュースになっています。

この記事では、ヤフーの年収や福利厚生、社風や特徴について解説しています。

あわせて、ヤフーへの転職に関する情報や、LINEとの経営統合による影響、効率的な転職の情報収集方法についても紹介していますので、参考にしてみてください。

ヤフーの平均年収

はじめに、ヤフーの平均年収について紹介します。

2019年度の有価証券報告書を参照してみると、平均年収は「765万円」となっています。この年収は、他の企業からみても非常に良い待遇と言えます。

それでは、具体的にいうと一体どれほどの好待遇なのでしょうか。

たとえば国税庁の最新データによると、日本における正規雇用の人の平均年収は2018年度で「441万円」となっています。

また、転職サイトdodaのデータによると、2019年度のIT/通信業界の平均年収は「444万円」です。ヤフーの平均年収は、日本の平均年収よりも300万円以上高いということです。

ヤフーの職種・役職・年代別の平均年収

次は、ヤフーの職種・役職・年代別の平均年収を見ていきます。

職種別の平均年収

まずは職種別の年収についてです。ヤフーの職種には、大きく分けて以下の4種類があります。

■ ビジネス職
■ デザイナー職
■ エンジニア職

各職種における平均年収は、以下のようになっています。なお、この記事では実際にヤフーで勤務経験のある人の口コミが投稿されるサイトOpenWorkを参考にして収入を算出しています。

職種 平均年収
ビジネス職 約700〜800万円
デザイナー職 約500万円
エンジニア職 約700万円

ビジネス職の年収が高い傾向にありますが、ヤフーでは職種よりも評価によって決まる部分が大きいようです。

役職別の平均年収

役職別の平均年収を見てみると、以下のようになりました。

役職 平均年収
一般 約350〜650万円
リーダー 約650〜800万円
部長 約800〜1,000万円
本部長以上 約1,000万円〜

役職が上がると給与が上がる仕組みになっています。

しかし、昇級に勤続年数や年齢は全く関係なく、実力に基づき評価が決まるようです。

年代別の平均年収

次は年代別の年収です。ここでは、勤続年数に応じた年収の例を紹介します。

勤続年数 年収目安
勤続3年未満 営業:550万円
エンジニア:500万円
企画:750万円
勤続3〜5年 営業:550万円
エンジニア:960万円
企画:750万円
勤続5〜10年 営業:700万円
エンジニア:1,100万円
マーケティング:800万円
勤続10年以上 企画:850万円
エンジニア:800万円
コーポレート:750万円

完全実力主義ということもあり、同じ勤続年数帯であっても、年収事例が異なることがわかります。

競合他社との年収比較

ここでは、ヤフーの競合他社にあたる、楽天とGoogleとの年収を比較してみましょう。

なお、楽天の売上高は2019年の通期の連結決算を、平均年収は2019年度の有価証券報告書を参考に、Googleは日本法人の設立年度と平均年収の予測を、売上高に関しては日本法人の情報がないため、全社としての売上を記載しています。

企業名 設立年度 売上高 平均年収
ヤフー 2000年 2,274億円 約771万円
楽天 1997年 1兆2,639億円 約756万円
Google 2001年 16兆6,993億円 約1,500万円

表を見ると、やはりGAFAのひとつ、Googleには売上高、平均年収ともに大きく差をつけられることがわかります。

一方、楽天と比較すると売上高は約6倍の差があるものの、平均年収はわずかにヤフーの方が高くなっています。

楽天の平均年収について詳しく知りたい方は楽天の年収はいくら?給与制度や福利厚生・強み・特徴についても解説!をご覧ください。

Googleの平均年収について詳しく知りたい方はGoogleの職種・年代別の平均年収や福利厚生について解説|GAFAMとの年収も比較!をご覧ください。

ヤフーとLINEの経営統合について

2021年3月にヤフーを展開する「Zホールディングス」とLINEが経営統合されることが決まりました。

これにより、社風や待遇はどのように変わるのでしょうか。

初めに結論を簡単にいうと「大きな変化は予想されない」と言えます。

その理由は、ZホールディングスもLINEも、給与制度や昇給制度、ワークライフバランスの取りやすさについて大きな違いが見られないためです。

具体的に見てみると、LINEの2019年度の平均年収は「765万円」でした。

ヤフーの平均年収「771万円」とほぼ同等と言っていいでしょう。

また、昇給制度に関しても、ヤフーもLINE同様に、年功序列ではなく実力主義にて評価がされるようです。

加えて、中途採用者は前職での給料からスタートすることも共通しています。

ワークライフバランスについても見てみましょう。

LINE 残業が多いと言われるIT業界の中でも、残業時間は長くありません。

また、 完全裁量労働制をとっており、始業および終業の時刻がそれぞれに委ねられており、リモートワークで都合の良い時間に働くことも可能です。

有給休暇も取りやすく、基本的にはいつでも好きな時期に取得可能であり、ヤフーと同様に、ワークライフバランスが取りやすい環境と言えるでしょう。

このように、2社は就労環境が非常に似通っているため、統合後も大きな変化は見られないと予想できます。

ヤフーの福利厚生制度と休暇

ここでは、ヤフーの福利厚生と休暇制度について紹介します。

福利厚生制度 内容
休日/休暇 土日祝日、年次有給休暇、積立有給休暇、
結婚休暇、配偶者出産休暇、子女結婚休暇、マタニティー休暇、子の看護休暇、介護休暇、忌引休暇、課題解決休暇、サバティカル制度、ノーマライゼーション休暇
福利厚生 確定拠出年金、財産形成貯蓄制度、株式累積投資制度、総合福祉団体定期保険、共済保険、長期所得補償制度、マッサージルーム、オープンコラボレーションスペース・社食堂・カフェ、健康保険の保険給付、保養施設、インターネット利用補助制度、社員向け優待・割引など

充実した福利厚生制度が整っていることがわかります。

特に休暇制度については、専門的知識や語学力を集中的に習得するための「課題解決休暇」、キャリアや働き方を見つめ直すための「サバティカル制度」、障がい者の方の体調維持管理を目的とした「ノーマライゼーション休暇」など、他社にはなかなか見られない制度が揃っています。

ヤフーの昇給・評価制度と労働環境

次は、ヤフーの昇級と評価制度、労働環境について見てみましょう。

個人のパフォーマンス評価がある

ヤフーの評価制度を見てみると「数値目標に対する達成率」と「上長からの評価」によって決められるという意見が見られました。

ジョブグレード制が取られており、評価が上がるとグレードが上昇し、それに応じて年収も上がるようです。

社員の年齢や勤続年数は考慮されず、個人の能力や成果によって評価がつけられます。

残業は少ない

ヤフーの労働環境で特徴的なことは、残業が比較的少ないことでしょう。

残業の管理が徹底されており、実際に勤務経験のある社員からも「所属チームによるが、残業ゼロのところもある」「残業時間はきちんと管理されているため、残業が多くなると上司や管理部門から業務調整や働き方の見直しがされる」「業務量や業務の仕方の融通が効く」という声が多く挙がりました。

ワークライフバランスが取りやすい

残業が少ないヤフーは、やはりワークライフバランスも取りやすい環境にあります。

部署にもよりますが、基本的にはフレックス制度が取られており、いつ出退社しても問題ないという風土ができているようです。

また、福利厚生で紹介したように、出産育児などライフイベントに合わせた休暇や制度の存在も、ワークライフバランスをとって働きやすい環境を作っている理由のひとつと言えるでしょう。

ヤフーの社風・特徴・企業文化

次はヤフーの社風や企業文化について見てみましょう。

風通しがよく自由な社風

ヤフーの社風の大きな特徴は、自由さと風通しの良さです。

具体的には「平社員から執行役員までの風通しが良い」「誰の意見であっても尊重して傾聴し合う文化がある」「コミュニケーションがかなりフランク」という声が見られます。

このような雰囲気に働きやすさを感じている人も非常に多いようです。

働き方改革を推進している

ワークライフバランスの取りやすさや残業の少なさを見ても分かる通り、ヤフーは働き方改革を推進している企業です。

残業管理の他にも、例えばコロナウイルスを経て、リモートワークを無制限化したり、フレックスタイムのコアタイム制度を廃止したりしています。

このように、時代に合わせてサービスも働き方もどんどん変えてゆくところが、ヤフーの魅力のひとつです。

ヤフーに転職するには?

ここでは、ヤフーに転職するために知っておきたい情報について紹介します。

ヤフーへの転職は難しい

比較的中途者採用に積極的なヤフーですが、同時に人気企業でもあるため、転職は簡単なことではありません。

また、キャリア採用においては当該業務における実務経験と深い知識が求められています。

具体的に、2020年12月時点で募集されているポジションの要項を見てみましょう。

まずはエンジニア部門「データサイエンティスト」の募集要項です。

【必要な経験/スキル】
■ 機械学習や統計に関する知識を使った実務経験
■ プログラミングの実務経験(Python、C++、Javaのいずれか)
※いずれも1年以上
【あると望ましい経験/スキル】
■ 大規模データの集計、分析業務経験
■ 広告業界での実務経験
■ プロジェクト、またはチームのマネジメント経験

次に、ビジネス部門「Yahoo!ショッピング マーケティング担当」の募集要項です。

【必要な経験/スキル】
■ ECサービスに携わった経験
■ マーケティング業務の経験(3年以上)
【あると望ましい経験/スキル】
■ データ分析スキル
■ SQLの利用経験
■ データベースマーケティングに関する経験、知見

どちらの職種においても、必須条件として当該業務の1年以上の実務経験が求められています。

誰でも応募できるわけではないことがわかります。

ヤフーの面接で聞かれること

ここでは、ヤフーの転職面接における質問内容を紹介します。

■ 志望理由
■ 前職での経験
■ 他社の選考状況
■ チームで何かを成し遂げた経験
■ 個人で何かを成し遂げた経験
■ 発見・提案・改善した経験

志望理由や他社選考状況などオーソドックスな質問のほかに、「チーム・個人で何かを達成した経験」「発見・提案・改善した経験」という問いが予想されます。

これは、ヤフーの行動指針「ヤフーバリュー」に基づく質問です。ヤフーバリューとは以下の5つにより構成される行動指針です。

■ All Yahoo! JAPAN
■ 個のチカラ
■ 発見・提案・改善
■ 圧倒的当事者意識
■ やりぬく

前職での経験などを語る際も、このバリューに合致するようなエピソードを話す<・em>と良いでしょう。

ヤフーが求める人材像

ここでは、ヤフーが求める人材像について見てみましょう。

まずは、公式採用HPのCEOのメッセージを見てみます。

「(一部抜粋)インターネットの力で日本を希望あふれる社会に変えていくというミッション「UPDATE JAPAN」に共感してくれる方と一緒に働きたいと考えています。その中で、重視している行動指針の1つが、「圧倒的当事者意識」です」

続いて、CTOのメッセージも見てみましょう。

「(一部抜粋)各々の技術と創造力でビジネスの改善や創出により深くコミットしてほしいということです。ビジネスを考えるのは経営者だけの仕事ではありません。(略)インターネットのテクノロジーは変化がとても速い。テクノロジーが猛スピードで変わるということは、それにともなってビジネス環境もめまぐるしく転換するということです」

これらのメッセージを要約すると「当事者意識を持って、日本のインターネットサービスを成長させることができる人材」が求められると言えそうです。

Career Treeで自分の転職可能性を確認しよう!

中途者の採用に比較的積極的とはいえ、先述の通り人気企業のヤフーへの転職難易度は低くありません。

ヤフーへの転職を考えた際に最初にすべきことは、正しく新しい情報を把握しておくことです。

具体的には、ヤフーへの転職を成功させた人の実例データを見ることで、最新の中途採用情報を知ることができるでしょう。

ヤフーへの転職実例データを知るには、Career Treeへの登録がおすすめです。

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まとめ

ここまで、ヤフーの年収や社風、昇給制度、転職の情報について紹介してきました。

働きやすい環境と圧倒的な知名度で、転職先として高い人気を誇るヤフー。

中途の募集は多いものの、どのポジションにおいても一定年数の職務経験と知識が求められているため、転職は簡単ではありません。

ヤフーへの転職を成功させるためには、まずは正しい情報を知ることが大切です。

Career Treeに登録すると、最新のヤフーへの転職に関するデータを閲覧できます。

また、同業他社における情報収集も同時に行えるため、効率的に転職活動を進められます。

加えてCareer Treeでは、今勤めている会社からIT業界に転職した人はいるのか、ヤフーの転職活動は他と比較して何に注意すべきかまで、様々な情報を知ることができます。

Career Treeを参考にしながら、ヤフーへの転職を検討してみてください。

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