クニエの平均年収は競合コンサルとの比べて低い?事業特徴や採用実績大学も解説!

株式会社クニエは、株式会社NTTデータビジネスコンサルティングとザカティーコンサルティング株式会社の合併により2009年に設立された、日系のコンサルティングファームです。

NTTデータのグループとしてグローバルなトランスフォーメーションを推進しています。
日本の基盤を支えるNTTグループの持つ「国に貢献する」という気概を受け継ぎ、専門性の高い業務コンサルティングで、日本や日本企業の発展を支えています。
特に、「グローバル展開」に力を入れており、65%以上はグローバルプロジェクトで日本企業の海外進出支援、新興国の成長に貢献している。また現地法人に任せず、コンサルタント自身が海外に赴いて折衝から調査、戦略浸透まで手掛けるのも特徴的です。

本記事では、クニエの年収や福利厚生、社風などの様々な情報をご紹介。クニエへの転職をお考えの方に向けた情報をお届けします。

クニエの平均年収

Openworkによると、クニエの平均年収は928万円です

国税庁の令和元年民間給与実態統計調査によれば、国内の平均年収は436万円です。クニエの平均年収はその約2.1倍の高水準となっています。

平均年収が高い理由として、クニエの業績の好調ぶりが挙げられます。DXやビッグデータ解析などの需要が増加する近年、クニエは国内事業・海外事業ともに順調に規模を拡大。純利益は右肩上がりで成長しており、年収水準も引き上がっているのです。

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クニエの学歴別の役職別年収、採用大学

クニエの役職別年収、採用大学を見ていきましょう。

ここでは、「OpenWork」のデータを参考に各項目の平均年収を推定しています。

クニエの役職別の平均年収

クニエの役職別の平均年収です。

役職 平均年収
アソシエイト 430〜480万円
コンサルタント 450〜600万円
シニアコンサルタント 600〜900万円
マネージャー 900〜1,200万円
シニアマネージャー 1,200〜1,500万円
ディレクター 1,500〜1,800万円
パートナー 2,000万円~

クニエでは、アソシエイト、コンサルタント、シニアコンサルタント、マネージャー、シニアマネージャー、ディレクター、パートナーの順で役職が上がっていきます。

クニエでは、職位が上がるごとに年収水準が大幅に上がるのが特徴です。マネージャークラスになると年収が1,000万円を超えるケースも多いようです。

中途採用の場合は、基本的にアソシエイトもしくはコンサルタントとしての採用となるため、年収水準は430~600万円となります。マネジメント経験がない場合は、マネージャー以上での採用となることはほとんどありません。

クニエ採用実績大学

学歴についてです。クニエの採用実績校は以下の通りです。

<大学>       東京大学、京都大学、東京工業大学、大阪大学、東京外国語大学、一橋大学、その他国立大学、早稲田大学、慶応義塾大学

数々の名門大学が名を連ねていることから、クニエでは学歴も重視されることがわかります。
独自調査からも東京大学出身率が非常に高いということも伺っています。

クニエと競合コンサルティングファームとの年収比較

クニエと競合コンサルティングファームとの年収を役職別で比較していきます。今回は、同業大手の野村総研、アクセンチュアと比較を行いました。

役職はそれぞれコンサルタント、マネージャー、ディレクターで比較します。競合企業のデータは、過去のCareer Tree記事から引用しました。

企業名 コンサルタント年収 マネージャー年収 ディレクター年収
クニエ 500〜800万円
(アソシエイト)
800~1,000万円
(アソシエイトディレクター)
1,200~1,500万円
野村総研 600~800万円
(専門職)
1,000~1,300万円
(主任)
2,000~3,000万円
(部長)
アクセンチュア
600〜900万円 900〜1,200万円 2,000万円〜
(マネジングディレクター)

クニエの平均年収は、業界トップクラスの野村総研やアクセンチュアと比較すると若干低いことが分かります。

しかし、クニエでは近年大幅な給与水準の見直しが行われており、今後ますます業界トップクラスと比較しても遜色ない水準に成長していくことが見込まれます。

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クニエ福利厚生と休暇制度

クニエの福利厚生と休暇制度についてご紹介します。

休日・休暇 完全週休2日制(土・日)、祝祭日、リフレッシュ休暇、各種有給休暇、年末年始休暇、創立記念日等
各種手当 交通費全額支給
保険・健康 社会保険完備
資産形成 企業年金基金
その他
社内・社外育成プログラムあり(海外研修あり)

クニエでは、上記のような福利厚生が充実しています。

女性の働き方に関しては、女性社員も多く、性別による区別なく活躍できる環境が整っているという口コミが見られました。産休育休などの制度も利用している社員はいるようです。

しかし、コンサルという職種柄ハードな面も多く、ときには長時間労働が必要になることも事実です。管理職における女性の比率はかなり少なく、今後の女性登用に期待したいという声もありました。

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クニエは激務?激務度や社風について

クニエの社風

クニエの社風は、NTTグループということもあり安定しているのが特徴です。

基盤がしっかりしているため社内制度も充実しており、安心して働けるといった声もありました。事業・文化ともに、少なからず親会社であるNTTデータの影響を受けているようです。

また、コンサル業界の中では比較的穏やかでアットホームな人が多いのも特徴の1つです。ライバル意識が高くバチバチとした関係性というよりも、和気あいあいとした雰囲気が魅力です。

クニエの激務度は高い?

結論、クニエの激務度は業界では平均的であると言えます。

Openworkによると、クニエの労働環境は月間平均残業時間は45.2時間、有給休暇取得率は48.1%です。コンサルティング・シンクタンク業界平均はそれぞれ45.3時間、58.5%なので、クニエは業界平均と比べ残業時間は同程度、有給取得率はやや低めとなっています。

近年ではリモートワークもすすんでおり、プライベートと調整しながら働くことが可能となっています。また、プロジェクト単位で動くため、合間の時期には比較的休暇なども取得しやすいという声がありました。

一方で、所属するチームによって状況はかなり変わることも事実のようです。休日出勤は求められないという口コミもあれば、休日含め年中無休で働く文化であるという口コミも見られました。

クニエ強みと特徴

クニエの強みは、NTTグループのアセットやコネクションを活用したコンサルティングです。

2009年設立の比較的若い会社ですが、親会社であるNTTデータに蓄積されたデータとネットワークを活かし急成長を遂げています。また、実際にNTTグループからの受注もあるため、案件不足に陥りにくいという特徴もあります。

クニエと同じNTTデータの子会社には、NTTデータ経営研究所も存在します。2社の違いとしては、NTTデータ経営研究所は公共・金融を中心に、クニエは製造・流通等を中心にコンサルティングビジネスを展開しているという点です。

特に、「グローバル展開」に力を入れており、65%以上はグローバルプロジェクトで日本企業の海外進出支援、新興国の成長に貢献している。また現地法人に任せず、コンサルタント自身が海外に赴いて折衝から調査、戦略浸透まで手掛けるのも特徴的です。

クニエ転職難易度

クニエの求める人物像

クニエのコーポレートサイトによると、求める人物像は「情熱を持った貢献心の強い人」とあります。

QUNIEという社名には、Q(Quality: 品質)とE(Enthusiasms: 熱意)という2つの意味が込められています。
「品質」は、徹底的な学習と経験の積み重ねで習得できます。それよりも大切なのは、お客様のために「熱意」をもって仕事に打ち込むマインドです。そして、ともに働く仲間やチーム、そして会社、さらに社会に貢献したいと強く考え、行動できる人をわたしたちは求めています。
高いレベルの人材、貢献心を持った人材が集まれば、切磋琢磨するライバル同士の健全な競争が促進され、組織の成長も加速されます。知的レベルが高く、貢献心が強く、仲間の成功を喜べる人、それがQUNIEの求める人材です。

コンサルタントには、クライアントに寄り添った提案や実行力が必要です。クライアントのことを第一に考え、そして行動に移すことのできる熱意ある人材が求められています。

クニエの選考フロー

クニエの中途採用における選考フローは以下の通りです。

応募→書類選考 → 1次・2次面接 → 適性検査 → 最終面接 → 内定

面接では、志望動機をはじめ入社後クニエで何を成し遂げたいかを問われることも多いようです。自身の前職での経験を踏まえ、ロジカルに論じられるようにしましょう。

また、全案件のうち海外案件が約65%を占めるクニエでは、ビジネスレベル以上の英語力も必要となります。ご自身の英語力もアピールできるようにしておきましょう。

CareerTreeで自分の転職の可能性を確認しよう!

クニエへの転職実例を知るためには、CareerTreeを活用することも有効です。もちろんクニエだけではなく、他のコンサルティングファームへの転職実例データを見ることも可能です。CareerTreeを使うことで、クニエや他のコンサルティングファームへ転職した人の生の情報に触れながら、主体的な転職活動を実現できるでしょう。

また、CareerTreeでは、サッポロビールの転職情報を収集できるだけでなく、今働いている企業を起点とした転職データを見ることができます。例えば「現在の勤め先からクニエに転職した人はいるのか」「クニエへ転職した人は、他にどのような企業を受けたのか」という情報も見ることが可能です。

CareerTreeであれば、オンラインで手軽に、かつ充実したリアルな転職実例の情報収集が可能です。加えて、ひとりひとりの希望やバックグラウンドを加味した上でのキャリア戦略面談もご提供しています。

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まとめ

ここまで、クニエの年収や福利厚生など、転職活動にあたって押さえておくべき情報を紹介しました。

高い業界シェアと安定した業績で、転職先としても高い人気を誇るクニエですが、転職希望者には極めて高いスキルが求められるため、転職難易度が非常に高いことも事実です。

クニエで働きたい方は、まずは転職の正しい情報を知ることが重要です。Career Treeに登録することで、最新のクニエへの転職に関するデータを収集できます。最新の転職事情について知ることで、具体的な面接対策を行うことができるでしょう。

Career Treeを活用しながら、クニエへの転職活動を進めてみてください。

 

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