ベネッセの年収は高い?競合との比較や福利厚生・転職について解説!

子どもチャレンジ、進研ゼミなどを運営し、通信教育業界で圧倒的な知名度と人気を誇る「ベネッセコーポレーション」。

誰しも一度はCMなどで目にしたことがある企業ではないでしょうか。

この記事では、ベネッセコーポレーションの年収や福利厚生、社風や特徴について解説しています。

あわせて、ベネッセコーポレーションへの転職に関する情報や、効率的な転職の情報収集方法についても紹介していますので、参考にしてみてください。

ベネッセコーポレーションの平均年収

はじめに、ベネッセコーポレーションの平均年収について紹介します。

ちなみに、ベネッセコーポレーションとは「ベネッセホールディングス」の子会社という位置づけの企業です。

そのため、ここではベネッセホールディングスの有価証券報告書を参考に、年収を記載します。

2019年度の有価証券報告書によると、ベネッセホールディングスの平均年収は「932万円」です。

ベネッセホールディングスと日本の平均年収を比較してみましょう。

たとえば国税庁の最新データによると、日本における正規雇用の人の平均年収は2020年度で「503万円」となっています。

また、転職サイトdodaのデータによると、2020年度のサービス業の平均年収は「369万円」です。

これを見ると、ベネッセホールディングスの平均年収は、サービス業界の平均よりも2.5倍程度も高いということが分かります。

「ベネッセコーポレーション」としての平均年収は示されていないものの、高額な年収が予想できます。

ベネッセコーポレーションの職種・役職・年代・学歴別の平均年収

次は、ベネッセコーポレーションの職種・役職・年代別の平均年収を見ていきます。

なお、ここからは、ベネッセコーポレーションでの実際の勤務経験のある人の口コミが集まるサイトOpenWorkに寄せられた声を元に金額を表記します。

職種別の平均年収

まずは職種別の年収についてです。

OpenWorkによると、ベネッセコーポレーションの職種には、以下のようなものがあります。

■ 営業
■ マーケティング
■ 企画
■ 編集
■ 開発

各職種の平均年収は、以下の通りとなっています。

職種 平均年収
営業職 670万円程度
マーケティング職 730万円程度
企画職 700万円程度
編集 660万円程度
開発 730万円程度

マーケティング職の平均年収がやや高いことが分かります。

しかし、ベネッセコーポレーションは職種よりも役職・年齢により年収が決まる部分が大きいようです。

役職別の平均年収

役職別の平均年収を見てみると、以下のようになりました。

役職別の平均年収

ベネッセコーポレーションの役職別の平均年収を見てみると、以下のようになりました。

役職 平均年収
一般 500〜700万円
課長代理 700〜900万円
課長 900〜1,000万円
部長以上 1,000万円〜

ベネッセコーポレーションでは、役職が上がると給与が上がる仕組みになっています。

とはいえ、30代半ばまでは基本的に年功序列で給与は上昇していくようです。

それ以降で、役職につけるかどうかで年収が変わってくるという声が多く見られました。

年代別の平均年収

次は年代別の年収です。

ここでは、勤続年数に応じた年収の例を紹介します。

勤続年数 年収目安
勤続3年未満 営業:620万円
編集:500万円
開発:610万円
勤続3〜5年 営業:650万円
編集:550万円
マーケティング:680万円
勤続5〜10年 営業:650万円
編集:750万円
開発:600万円
勤続10年以上 営業:900万円
編集:800万円
企画:800万円

職種にやや差は見られるものの、原則として年功序列であることが分かります。

学歴別の初任給

次は、学歴別の初任給についてです。

ベネッセコーポレーションは、大学院卒・大学卒の最終学歴によって初任給に差は設けられていません。

2019年4月の実績では、院卒・大卒ともに基本給「215,000円」となっています。

ベネッセコーポレーションと競合他社との平均年収比較

ここでは、ベネッセコーポレーションの競合他社にあたる学研ホールディングス・ナガセとの年収を比較してみましょう。

なお、平均年収は各社の2019年度の有価証券報告書を参考にしています。

企業名 平均年収
ベネッセコーポレーション(ベネッセホールディングス) 約932万円
学研ホールディングス 約934万円
ナガセ 約734万円

競合他社と比較すると、ベネッセコーポレーションの平均年収は学研ホールディングスとほぼ同等、ナガセよりも200万円程度高額であることが分かります。

教育業界の中でも、かなりの高水準の年収を誇っています。

ベネッセコーポレーションの福利厚生制度と休暇

ここでは、ベネッセコーポレーションの福利厚生と休暇制度について紹介します。

福利厚生制度 内容
休日/休暇 土曜日・日曜日・祝休日・年末年始(12月30日~1月4日)・夏期休暇(6月1日~9月30日の間で連続して3日)
福利厚生 カフェテリアポイント/賃貸住宅手当/従業員持ち株会/確定給付年金/確定拠出型年金/各種保険/定期健康診断など

充実した福利厚生制度が整っていることが分かります

特にカフェテリアポイントとは、年間24万円程度分のポイントが付与され、それを住宅補助/出産・育児/子どもの教育・療育/介護/医療・健康増進/財産形成/ボランティア活動費補助など、希望に合わせて自由に使って良いとされるものです。

カフェテリアポイントに関しては、OpenWork上でも高く評価する声が多く見られました。

ベネッセコーポレーションの昇給制度・ボーナス・残業代

次は、ベネッセコーポレーションの昇級制度・ボーナスや残業代について見てみましょう。

ベネッセコーポレーションの昇給制度

ベネッセコーポレーションでは、基本的には役職が上がるに従って昇級します。

役職は上司から高い評価を得ることと、昇格試験に合格することで上げられます。

評価は、年に複数回の上司との面談で決定されるようです。

基本的に、年度当初に設定された目標をクリアできれば評価してもらえるという声が多くみられました。

また、360度評価で、部下が上司を評価するシステムもあるようです。

ボーナス・残業代について

ベネッセコーポレーションでは、年に2回、ボーナスが給付されます。

金額は基本的に給与6ヶ月分で、業績が悪化している時でもボーナスがカットされることはあまりないようです。

また、残業代については、働いた分だけしっかりと給付され、また残業単価が高く設定されているようです。

「残業代で大きく稼げる」という意見も非常に多くありました。

ベネッセコーポレーションの社風と年収以外の魅力

ここでは、ベネッセコーポレーションの社風や労働環境について解説します。

ベネッセコーポレーションの社風

実際に勤務経験のある人の声を見ると、ベネッセコーポレーションの社風は「真面目」であるようです。

真面目で前向きかつ賢い人が多く、「学級委員長タイプが多い」と自社を評する声が多くみられました。

かつては飲み会が多いなど、体育会系の社風もあったようですが、働き方改革の影響などにより、その傾向は減少しているようです。

女性が働きやすい環境

ベネッセコーポレーションの大きな魅力のひとつは、女性にとって働きやすい環境が整えられていることでしょう。

事業内容が教育や子育てに関することであるため、育休や産休、時短勤務など、子育てする社員が働きやすい制度が揃っています。

また、社員数も女性の方がやや多く、女性管理職も数多くいるようです。

長く働きたい、仕事で活躍したいと考える女性にとってはぴったりの企業と言えます。

ベネッセコーポレーションに転職するには?

次は、ベネッセコーポレーションに転職するにあたって、知っておきたい情報を紹介します。

ベネッセコーポレーションの転職難易度

ベネッセコーポレーションでは、通年で中途採用を行っています。

また募集者数も少なくないため、転職難易度はそこまで高くないと言えるでしょう。

ただし、どのポジションにおいても当該業務での一定年数以上の業務経験やスキルが求められるため、誰でも転職可能というわけではありません。

基本的に、転職するのであれば、前職で携わっていた業務のポジションへの応募となるでしょう。

ベネッセコーポレーションが求める人材像

ここでは、ベネッセコーポレーションの公式採用サイトから、求める人物像を探ってみましょう。

採用サイトの「よくある質問」ページには、求める人物像という問いに対して、以下の条件を満たす人であると回答がされています。

①困難に立ち向かう「バイタリティ」があり
②教育に貢献するという「本気さ」があり
③その願いを実現するために「挑戦」し続けることができる

上記に加えて、「業界1位の会社で求められる仕事のレベルは非常に高い」とも記載されています。

転職面接においては、教育に対する関心・思いの強さを自分の言葉で伝えることと、前職で何かに挑戦した経験や、バイタリティの高さを語ることが有効だと考えられます。

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Career Treeで自分の転職可能性を確認しよう!

教育業界において圧倒的な知名度を誇るベネッセコーポレーションは、就職先としても人気企業のひとつです。

多くのポジションで転職者の募集がかけられるとはいえ、簡単に転職できるわけではありません。

ベネッセコーポレーションへ転職したい場合は、採用に関する最新情報を把握しておくことが大切です。

具体的には、ベネッセコーポレーションへの転職を成功させた人の実際のデータを収集することで、最新の採用状況が見えてくるでしょう。

ベネッセコーポレーションへの転職実例データを知るには、Career Treeへの登録がおすすめです。

Career Treeでは、ベネッセコーポレーションをはじめとして、学研コーポレーション・ナガセなどの他社の転職実例も見ることができます。

面接において、「なぜ他社ではなく、ベネッセコーポレーションを志望するのか」を語ることは大切です。CareerTreeは、他社との比較をするにも最適のツール です。

加えてCareer Treeでは、今働いている企業を起点とした転職データの収集も可能です。

つまり、「今の勤務先からベネッセコーポレーションに転職した人はいるのか」「今いる業界からは、教育業界に転職した人はどんな人か」という情報も見ることができます。

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まとめ

ここまで、ベネッセコーポレーションの年収や社風、昇給制度、転職の情報について紹介してきました。

圧倒的な知名度と高い年収で、転職先としても人気のベネッセコーポレーション。

中途者の募集は多いものの、どのポジションにおいても基本的に当該業務での経験とスキルが求められるため、誰でも転職できるわけではありません。

ベネッセコーポレーションへの転職の第一歩は、正しい情報を知ることです。

Career Treeに登録すると、最新のベネッセコーポレーションへの転職に関するデータを収集できます。

また、同業他社における情報も同時に閲覧できるため、他社と比較をしながら効率的に転職活動を進められます。

加えてCareer Treeでは、今勤めている会社からk上位く業界に転職した人はいるのか、ベネッセコーポレーションの転職活動は他と比較して何に注意すべきかまで、様々な情報を知ることができます。

Career Treeを参考にしながら、ベネッセコーポレーションへの転職を検討してみてください。

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