パソナの平均年収は?過去5年間の推移や大卒・院卒の年収もご紹介!

1976年に前身となる株式会社テンポラリーセンターが設立されてから約半世紀の歴史を持つパソナ。
現在はグループ会社78社、取引企業16,000社以上と人材業界大手の1つへと成長し、人材派遣・転職・キャリア支援、コンサルティング、社員教育研修など、人と企業をつなぐ様々な事業を展開しています。昨年2020年、本社を兵庫県・淡路島に移転すると発表して話題にもなりました。

こちらの記事では、パソナの平均年収や福利厚生等、パソナへ転職を検討されている方に向けてご紹介させていただきます。

パソナの平均年収

有価証券報告書で確認すると、パソナの平均年収は609万円でした。
平均勤続年数は8.4年、平均年齢が36.0歳と若い世代の比率が高い会社のようです。

パソナの609万円という平均年収を国税庁調べの令和元年民間給与実態統計調査で公表されている国内平均年収436万円と比較すると、パソナの平均年収は1.4倍になり、doda調べの人材サービス業の平均年収360万円と比較した場合だと1.7倍と国内平均・業界平均どちらに対しても上回っています。

パソナの年収の推移

パソナの最新の平均年収はご紹介しましたが、推移はどのようになっているでしょうか。
有価証券報告書に記載されている情報を基に過去5年間のパソナの売上高と平均年収の推移を調べました。

年度 売上高 平均年収
2015年 2,637億円 548万円
2016年 2,803億円 552万円
2017年 3,114億円 585万円
2018年 3,269億円 597万円
2019年 3,249億円 609万円
平均 3,014億円 578万円

2015年から2018年までパソナの売上高は右肩上がりになっています。
2019年の売上高は前年を下回りまわったものの、1%以下なので横ばいと考えて良いでしょう。
売上高の上昇とともに、平均年収も上昇しており、2019年の平均年収609万円は2015年の平均年収548万円と比較すると、10%ほど上回っています。
これらのデータから、パソナは利益を社員に還元する企業と考えることができます。

パソナの職種・役職・年代別の平均年収

パソナの平均年収を職種・役職・年代別に分けて平均年収を算出しました。
ここでご紹介する平均年収は、Open Workやdoda、その他のサイトから抽出し算出したものであり、実際の年収とは異なる可能性もございます。

職種別の平均年収

職種を3つに分類し、平均年収を算出しました。

職種 平均年収
営業職 300~1,200万円
企画職 330~470万円
事務職 450~980万円

営業職の年収の最大値が1,000万円以上、事務職の年収も1,000万円近くになっています。
これは、本社勤務の方の年収が最大値を引き上げているためです。
多くの企業でも本社には優秀な人材が集められるため、支店・支社と比べ、収入が高くなる場合があります。
パソナも同じような傾向があるようです。

役職別の平均年収

役職ごとの平均年収は以下のようになります。

役職 平均年収
係長 650万円
課長 870万円
部長 1,090万円

係長で平均年収を超える収入となり、課長職以降は800万円以上の高報酬になるようです。
パソナは管理職者には管理職手当が支給されるため、この手当が役職者の年収を上げているようです。

年代別の平均年収

パソナの年代別平均年収を、doda調べによる人材サービス業の年代別平均年収と比較しました。

年代 平均年収 doda調べ
20代 360~470万円 334万円
30代 480~540万円 389万円
40代 580~610万円 419万円
50代 620~660万円 432万円

同じ人材サービス業界の平均年収と比較して、パソナは全ての年代で1.4倍ほど上回っているため、収入面に関し、不満を感じることは無いでしょう。

パソナの学歴別の初任給

学歴によって初任給は変わりますが、パソナの場合はどのようになっているでしょうか。
公式サイトから調べました。

学歴 職種 初任給
院卒 営業職 277,000円
管理・内勤職 250,000円
大卒 営業職 265,000円
管理・内勤職 238,000円

2019年度の新卒初任給額はこのようになります。
営業職と内勤となる職種で初任給が異なり、営業職は営業手当60,000円を含んだ金額、管理・内勤職は時間外手当20時間分が支給された金額となっています。

また、この金額には福利厚生制度のカフェテリアプランで使用可能な月額1万円相当のポイントも含まれています。

女性が活躍できる企業

口コミではパソナは性別に関係なく、平等な評価がされるとありました。
パソナが公表しているデータと厚労省調査による平成30年度雇用均等基本調査から社員と管理職者の女性の占める割合を比較しました。

パソナ 国内平均
女性社員比率 59% 26.0%
管理職者比率 49% 11.8%

パソナのデータは、公式サイトに掲載されている2017年、平成29年現在のものです。
女性社員の比率は約2倍、管理職者に占める女性の比率は、厚労省調査差による国内企業の平均値の4倍以上になっています。

これらのデータは口コミの通り、パソナは性別に左右されずに平等な評価がされる会社であることを示しているでしょう。

パソナと競合他社との平均年収比較

パソナと同じ人材派遣業で競合他社となるパーソルとリクルート。
この2社と、パソナの売上高・平均年収を表にまとめました。

企業名 設立 売上高 平均年収
パソナ 1976年 3,249億円 651万円
パーソル 1973年 9,705億円 651万円
リクルート 1963年 2兆3,994億円 962万円

平均年収・売上高ともにリクルートが2社を大きく引き離しています。
パソナの売上高は2位のパーソルの3分の1ほどですが平均年収は同額となっています。

売上高で2社に遅れをとるパソナですが、ほぼ毎年、売上高を伸ばしており、同時に平均年収も上がり続けています。
パソナは、同業他社の中でも官公庁や地方自治体との繋がりが強く、業界でも存在感を増す存在と言われており、今後も成長が期待されています。

収入面は、doda調べの人材サービス業界の平均年収が360万円、国内平均年収436万円と、3社とも平均年収を上回っているため、収入面の大きな不満はないと考えられます。

リクルートの年収について詳しく知りたい方は、リクルートの平均年収は?給与制度や仕事環境・福利厚生についても解説!をご覧ください。

パソナの福利厚生や休暇制度について

転職前に、福利厚生と休暇制度について確認することは重要です。
この2つについて、まとめました。

福利厚生制度について

パソナの福利厚生は下記のようになります。

休日 年間休日122日、完全週休二日制、祝祭日、年末年始休暇、年次有給休暇、ドリカム休職制度
育児・介護 パソナファミリー保育園
財産形成・共済制度 退職金制度、従業員持株会、財形貯蓄、各種融資制度
諸手当 通勤手当、時間外勤務手当、営業手当、役職・役割手当、
単身赴任手当、カフェテリアポイント
各種保険 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険、団体障害、団体生命
その他 社員寮、クラブ活動、パソナカフェテリアプラン

パソナでは上記のような福利厚生があり、充実した内容となっています。
退職金制度や財形貯蓄、各種融資制度など社員の資産形成をサポートする制度、場所は東京に限られますが、従業員専用の保育園も用意されています。

変わった制度として「ドリカム休職制度」という休職制度があります。
こちらは語学留学やボランティア、中には政治家を目指すといった理由まで認められる社員の将来の可能性・チャンスを広げるための時間を確保する休職制度です。

休暇について

休暇制度は、このようになっています。

■ 慶弔休暇
■ 誕生日休暇
■ マイケアデー休暇
■ 特別休暇
■ 介護休暇
■ 育児休暇

誕生日休暇や育児・介護休暇と社員のプライベートに配慮した制度が整えられています。
年間休日122日を含め、休暇制度は充実していると言えるでしょう。

パソナの社風は?

社風も年収面とともに、転職前に調べておくべきことです。
どのような社風なのか調べました。

社会貢献と風通しの良い社風

パソナは企業理念に「社会の問題点を解決する」という言葉があります。
淡路島への本社移転も地方創生を目的に行われたもので、企業理念が社員に浸透するよう注力しており、自社の利益より社会貢献や社会課題の解決を優先するという特徴が見られます。

役職者や先輩相手でも、上下の関係を気にせずに意見交換ができる風通しの良い雰囲気があり、新しいことに積極的に挑戦し、それを後押しする社風もあるようです。

パソナに転職するには?

業界第3位の企業パソナ、業界大手企業だと転職難易度が高そうですが、実際はどうでしょうか。
中途採用選考フローなどもご紹介します。

パソナへの転職難易度

ご紹介した過去5年間のパソナの業績はほぼ毎年、前年を上回る安定した売上高を残しており、今後も成長が期待できる企業です。
成長が見込める安定した企業への転職は、希望者が多いと予想されるため、倍率も含めてパソナの転職難易度はやや高めと言えるでしょう。

求められる経験やスキルは?

パソナの中途採用エントリーには職種ごとの応募条件に必須要件・歓迎要件が細かく記載されています。
職種によっては経験年数の目安も記載されているため、ご自身が希望する職種にどのような条件・要件があるのか確認しましょう。

学歴は重要?

中途採用の応募条件に学歴に関する記載はなく、意欲をもった人材を求めているとしています。
パソナは新卒採用でも出身大学に偏りが無いため、中途採用も学歴ではなく人格や経験・スキルといった即戦力となり得るかを重視する採用と考えて良いでしょう。

中途採用の選考フロー

パソナの公式サイトでは公開されていませんが、選考フローはこのようになっているようです。

エントリー→書類選考→面接(複数回)→内定

面接回数は職種などによって変わり、面接での印象も、採用に大きく左右します。
面接対策として、パソナの企業研究とともに、自己分析も入念に行いましょう。

企業研究と自己分析は転職のプロである転職エージェントからアドバイスを受けることで、より正確に行うことができます。
転職エージェントに登録してサポートを受けることは面接対策だけでなく、転職活動全体に有効に働くでしょう。

パソナが求める人材像

パソナは求める人材像に、

“パソナグループの企業理念「社会の問題点を解決する」に共感し、「人を活かす」使命を果たすために高い志と情熱をもち、新たな社会インフラを構築し果敢に挑戦し続ける人材”

と、公式サイトにこのように掲げています。

Career Treeで自分の転職の可能性を確認しよう!

転職活動は、転職を希望する企業へ自分がいかに求める人材とマッチしているか、面接などを通じて証明する必要があります。

そのためには、企業研究や求められる経験・スキルなど様々なことについて調べることが必要ですが、個人では限界があるため、転職エージェントのサポートを受けることで転職活動を円滑に進めることができるでしょう。

Career Treeには、パソナに転職された方の実例データがあり、ご登録いただければ全ての実例データの閲覧が可能になります。

パソナだけでなく、競合他社のデータもあるので、パソナへの転職の可能性を高めるヒントご自身のキャリアや考えに合う企業を見つけられるかもしれません。

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まとめ

パソナについて、様々な平均年収や福利厚生、社風など情報をご紹介させていただきました。

パソナは安定して業績を伸ばし続けており、今後も成長が期待できる優良企業です。
平均年収608万円は、国内平均年収の1.4倍、業界平均年収の1.7倍と、収入面も期待ができます。

しかし、知名度が高く、安定性の高い企業への転職は多くのライバルが存在します。
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