三井不動産の平均年収は高い?役職別の年収や社風についてもご紹介!

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三井不動産は、新築分譲や戸建て、オフィスビル、商業施設など、幅広い不動産を手がける業界最大手デベロッパーです。

本記事では、三井不動産の年収や福利厚生、社風などの様々な情報をご紹介。三井不動産への転職をお考えの方に向けた情報をお届けします。

三井不動産の平均年収

三井不動産の平均年収を公表されている有価証券報告書から調べると、三井不動産の平均年収は約1,273万円、平均勤続年数は11年でした。

日本の労働者の平均年収は、国税庁が令和元年に行った民間給与実態統計調査で436万円とされており、三井不動産の1,273万円は国内平均の2.9倍もの高収入です。

また、dodaの業種別平均年収によると、建設・プラント・不動産業界の平均年収は418万円であり、三井不動産は倍とかなり高い水準であることがわかります。

業界でも屈指の年収の高さは、業績の好調ぶりからきているものと思われます。
三井不動産はオフィス賃貸、商業施設賃貸、住宅分譲など様々な事業セグメントを展開しており、売上はが偏り過ぎることなく分散しています。それぞれの分野で高い利益率を誇っており、結果として従業員の高い賃金につながっているのです。

これらの詳細についても、ご紹介します。

三井不動産の職種・役職・年代別の平均年収

三井不動産の平均年収を職種・役職・年代別に分けてまとめています。
こちらは、Open Workやdoda、その他、複数のサイトから平均年収を算出したため、実際の平均年収とは異なる可能性がありますので、参考程度にお考え下さい。

職種別の平均年収

三井不動産には、総合職、技術職、業務職という3つの職種があります。業務職とは総合職と並走しプロジェクトを推進する役割で、転居を伴う異動がないことが特徴です。
職種別の平均年収は以下の通りです。

職種 平均年収
総合職 1,008万円
技術職 860万円
業務職 385万円

役職別の平均年収

次に、役職別の平均年収を見ていきましょう。三井不動産の役職別平均年収は以下の通りです。

役職 平均年収
一般社員 ~700万円
主査 700万円
主任 1,000万円
主事 1,200万円
係長 1,400万円
課長 1,600万円
部長 2,000万円

年代別の平均年収

三井不動産の年代別平均年収を算出し、doda調べの年代別平均年収と比較しました。

年代 平均年収 doda調べ
20代 800万円 348万円
30代 1,200万円 444万円
40代 1,500万円 510万円
50代 1,800万円 613万円

年功序列の色が強く、一定の段階までは着実に昇給、その後は各個人の能力に応じた評価がなされる傾向があるようです。

また、doda調べの建設・プラント・不動産業界・大手企業社員の年収統計情報と比較すると、すべての年代において大きく上回る水準であることがわかります。

三井不動産と競合他社との平均年収比較

三井不動産の年収を競合デベロッパーと比較して見ていきます。今回は、同業界大手の三菱地所、住友不動産、野村不動産、森ビルと比較を行いました。ここでは各社の有価証券報告書のデータを使用しています。
公表されている有価証券報告書からまとめています。

企業名 設立 売上高 平均年収
三井不動産 1941年 2,007,554百万円 1,273万円
三菱地所 1937年 1,207,594百万円 1,273万円
住友不動産 1949年 917,472百万円 679万円
野村不動産 1957年 580,660百万円 1,011万円
森ビル 1959年 230,100百万円 866万円

他の競合デベロッパーと比較しても、三井不動産の年収は高い水準であることがわかります。

三菱地所の年収について詳しく知りたい方は三菱地所の年収は?年収推移・学歴・職種・役職・年代別年収や福利厚生を解説をご覧ください。

森ビルの年収について詳しく知りたい方は森ビルの年収はディベロッパーの中では低い?職種・役職・年代別の年収も解説!をご覧ください。

■関連記事
東急不動産の平均年収は30代で1,000万円超え?中途採用の年収や競合年収比較について解説

三井不動産の福利厚生と休暇制度

ここでは、三井不動産の福利厚生と休暇制度についてご紹介します。

休日 完全週休2日制(土・日・祝日)、年末年始、夏季休暇、有給休暇、連続特別休暇など
諸手当 交通費全額支給、借家手当、家族手当など
出産・育児 育児休業制度、出産休暇、事業所内保育所、育パパトレーニング休暇(男性育児参加休暇)、配偶者出産休暇、子の看護休暇、ベビーシッター・学童保育利用の一部補助、在宅勤務制度、育児時短勤務制度(フレックス型)
介護 介護休業制度、介護コンサルティング制度、介護費用補助制度、介護時短勤務制度(フレックス型)
教育制度 新入社員研修、若手グローバル研修、フォローアップ研修、階層別研修、自己啓発制度など
保険・資産形成支援制度 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険、住宅融資制度、従業者持株会制度
住宅関係 独身寮(東京)、借り上げ社宅あり

その他各種制度

カフェテリアプラン、ファミリーデー

財閥系の三井グループとあって、手厚い福利厚生が特徴のようです。
特に育児休業制度に関しては法定規定を上回る最長3年の取得が可能であり、介護休業制度に関しては通算1年間が上限での分割取得が可能となっています。

OpenWorkの口コミによれば、近年は働き方改革が急速に進み、社内の意識も変わりつつあるようです

三井不動産は激務?働き方や社風について

三井不動産の社風

三井不動産の社風は、わきあいあいとした雰囲気の中でも、仕事に対しては高いクオリティが求められる環境であると言えます。

まず、三井不動産はその高い待遇と安定性より、待遇面で不満をもつ社員は少なく、離職率が低くなっています。また、体育会系出身の社員も多く、飲み会や懇親会の場も多く設けられることから、社員同士の関わりは長く深いものであるようです。

一方で、業界トップを走り続ける三井不動産では、当然ながら仕事での高いクオリティと成果が求められます。多種多様なステークホルダーと共にすすめていく仕事であるため、裁量と責任をもって業界全体をリードしていくマインドが必要です。

三井不動産の激務度は高い?

三井不動産の月平均残業時間は30~40時間以内となっており、激務ではないと言えるでしょう。三井不動産の勤務時間は9:00~17:30であり、平均すると19時ごろには退社できる計算になります。休日出勤などがあった場合にも振替休暇が取得しやすく、比較的ワークライフバランスがとりやすい環境であるようです。

また、会社全体としては年功序列の色も強く、安定して長く働ける印象です。

以前は社内での飲み会が毎日のように開催され、プライベートの時間がとりにくいといった声もありましたが、コロナ禍で大きく状況が変化したようです。

三井不動産に転職するには?

三井不動産への転職難易度

結論、三井不動産への転職は非常に難易度が高いと言えます。
年収や福利厚生などの待遇がかなり良いことに加え、残業時間も少なくホワイト企業であることが理由となり、人気が高くなっています。

一方で、中途採用は欠員募集としてのみ行われており採用人数及び期間自体が限られているため、総合的に三井不動産への転職は非常に狭き門となっています。

三井不動産に転職するために必要なスキルとは?

三井不動産では、意外にも同業で似た経験を積んできた人材よりも、異業種からの転職が多いことがわかっています。
弁護士、会計士などの士業の経験や金融、メーカーでの経験、高い英語力など、業界知識に関わらずハイスキル人材が求められるようです。

さらに、最も重要なのは転勤や異動を苦としない総合職マインドを持っているかどうかという点です。そのような仕事に対する姿勢や考え方も、選考を通して確認されます。

三井不動産の採用フローは?

三井不動産の中途採用では、総合職と技術職のみ募集が行われています。

選考が進むほど通過難易度が上がり、先述の総合職マインドをかなり念入りに確認されるようです。

採用フローは、

書類選考→適性検査(SPI)→面接(2~3回)→内定

上記の流れで行われます。一見シンプルな採用フローですが、SPIの基準点が高いことや、1回約1時間の面接の中でかなり深堀りされることが知られています。

三井不動産の求める人物像は?

業界最大手の総合デベロッパーである三井不動産は、新築分譲や戸建て、オフィスビル、商業施設など、幅広い不動産の建造を通して街づくりそのものに関わります。

そのため、建設会社やゼネコン、テナント企業など多くの関係企業と1つのチームとなって仕事をすすめる力が求められます。

多様な価値観や立場を受け入れながらも、それぞれのもつニーズや課題を引き出し、全体にとって良いものを創りだせるかという点が最も重視されると言えます。

さらに、業界の最先端を走る三井不動産は、常に移り変わる社会のトレンドをとらえ、不動産を通して新しい価値を創造し続けています。

つまり、革新的なアイデアや企画力、同時にそれらを実現する力も求められると言えるでしょう。

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三井不動産への転職実例を知るためには、Career Treeを活用することも有効です。もちろん三井不動産だけではなく、他の不動産デベロッパーへの転職実例データを見ることも可能です。Career Treeを使うことで、三井不動産や他の不動産デベロッパーへ転職した人の生の情報に触れながら、効率的な転職活動を実現できるでしょう。

また、Career Treeでは、三井不動産の転職情報を収集できるだけでなく、今働いている企業を起点とした転職データを見ることができます。例えば「現在の勤め先から三井不動産に転職した人はいるのか」「三井不動産へ転職した人は、他にどのような企業を受けたのか」という情報も見ることが可能です。

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まとめ

ここまで、三井不動産の年収や福利厚生など、転職活動にあたって押さえておくべき情報を紹介しました。

高い知名度と年収、充実した福利厚生制度で、転職先としても高い人気を誇る三井不動産ですが、転職希望者には極めて高いスキルが求められ、また採用人数も限られているため、転職難易度が非常に高いことも事実です。

三井不動産で働きたい方は、まずは転職の正しい情報を知ることが重要です。Career Treeに登録することで、最新の三井不動産への転職に関するデータを収集できます。最新の転職事情について知ることで、具体的な面接対策を行うことができるでしょう。

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