職種別年収IT
社内SEの年収データ
結論
社内SEの年収(算出)は610万円(2025年、賃金構造基本統計調査から算出・全年齢・企業規模計)。企業規模1,000人以上では639万円、30〜34歳は549万円。
想定読者28〜38歳・SIerや情シスのエンジニア・年収400〜600万円・事業会社の情報システム部門へ
この数字から言えること
- 傾向25〜29歳の453万円から50〜54歳の725万円まで上がり続ける。ソフトウェア作成者より50代前半で3万円高い。
- 示唆企業規模1,000人以上との差は29万円と小さい。大企業に移ること自体で年収が上がる職種ではなく、担当範囲で決まる。
- 注意平均年齢42.2歳・勤続12.1年と、ソフトウェア作成者より5歳高く2年長い。転職市場に出る人が少なく、求人は欠員補充が中心。
年齢別の年収
年齢カーブ 企業規模計と1,000人以上の差
| 年齢 | 年収(算出) | 同・1,000人以上 | 月額(きまって支給) | 年間賞与 | 労働者数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 全年齢 | 610万円 | 639万円 | 41.6万円 | 111万円 | 214,820人 |
| 25〜29歳 | 453万円 | 496万円 | 31.4万円 | 76万円 | 29,250人 |
| 30〜34歳 | 549万円 | 607万円 | 37.3万円 | 101万円 | 27,920人 |
| 35〜39歳 | 604万円 | 653万円 | 40.6万円 | 117万円 | 21,050人 |
| 40〜44歳 | 680万円 | 719万円 | 45.7万円 | 133万円 | 24,830人 |
| 45〜49歳 | 702万円 | 764万円 | 47.9万円 | 127万円 | 27,780人 |
| 50〜54歳 | 725万円 | 788万円 | 49.9万円 | 126万円 | 33,420人 |
出典:賃金構造基本統計調査 令和7年(2025年)第5表「職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」(e-Stat、2026年3月24日公表)。年収(算出)=きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額(いずれも平均値、給与は2025年6月分、賞与は前年1年間)。職種分類は「その他の情報処理・通信技術者」
所定内給与(月額)の分布(全年齢・企業規模計、労働者数214,820人、第17表)
所定内給与(月額)の分布特性値 全年齢・企業規模計
| 下位10% | 下位25% | 中央値 | 上位25% | 上位10% |
|---|---|---|---|---|
| 24.4万円 | 28.0万円 | 34.0万円 | 44.6万円 | 56.6万円 |
所定内給与額は残業代と賞与を含まない月額。中央値と上位・下位の幅から、同じ職種の中でのばらつきが読める。
企業別の平均年収
| 順位 | 企業 | 平均年収 | 平均年齢 | データ年度 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 日本取引所グループ | 1,113万円 | 46.8歳 | 2026年3月期 |
出典:各社の有価証券報告書。非上場企業は各企業情報ページに公開情報の範囲で掲載。
610万円はエンジニアより32万円高く、50代前半で725万円。企業規模差は29万円と小さい
この職種は「会社の規模で上がらない」と読む。企業規模1,000人以上との差は29万円で、ITコンサルタント(121万円差)や営業職(122万円差)より小さい(第5表)。年収は規模より担当範囲で決まる。
年齢カーブは途切れず、25〜29歳の453万円から50〜54歳の725万円まで上がり続ける。年間賞与111万円はソフトウェア作成者の110万円とほぼ同じ。所定内給与の中央値34.0万円、上位25%44.6万円、下位25%28.0万円(第17表)。
平均年齢42.2歳、平均勤続年数12.1年は、ソフトウェア作成者(37.1歳、9.9年)より5歳高く2年長い。転職市場に出る人が少ない分、求人は欠員補充が中心になる。
出典・データの取り方
- 賃金構造基本統計調査 令和7年(2025年)一般労働者 職種 第5表(e-Stat):年齢階級別のきまって支給する現金給与額・年間賞与その他特別給与額・労働者数
- 賃金構造基本統計調査 令和7年(2025年)一般労働者 職種 第17表(e-Stat):所定内給与額階級別労働者数と分布特性値(第1・十分位数〜第9・十分位数)
- 賃金構造基本統計調査 令和7年 一般労働者 職種(表一覧、e-Stat):2026年3月24日公表